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米、「アラビア半島のアルカイダ」指導者をイエメンで殺害=大統領

 2月6日、トランプ米大統領は、国際武装組織アルカイダ系「アラビア半島のアルカイダ」(AQAP)のカシム・アル・リミ指導者をイエメンでの反テロ作戦で殺害したと表明した。写真はホワイトハウスで撮影(2020年 ロイター/Joshua Roberts)

[ワシントン 6日 ロイター] - トランプ米大統領は6日、国際テロ組織アルカイダ系「アラビア半島のアルカイダ」(AQAP)の指導者カシム・アル・リミ容疑者をイエメンでの反テロ作戦で殺害したと表明した。

トランプ氏は声明で「リミ容疑者の指揮の下、AQAPはイエメンの文民に非道な暴力行為を行い、米国や米軍に対する多数の攻撃を企て、扇動した」と非難。

「指導者の死によってAQAPと国際的なアルカイダの活動はさらに弱体化し、これら組織が米国の国家安全保障にもたらしている脅威の除去に一層近づくことになる」と表明した。いつ殺害したのかについては触れなかった。

米国はAQAPをアルカイダ系組織の主要拠点とみなしていた。

イエメンでは最近、同国のマーリブでリミ容疑者がドローン攻撃で殺害された可能性が伝えられていた。ロイターはこの報道を確認できていない。

イエメン政府当局者はロイターに対し、マーリブでドローン攻撃があったが、殺害されたのは違う人物だと語った。

*内容を追加しました。

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