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米カリフォルニア州、中絶薬巡るウォルグリーンの方針に反発

 米カリフォルニア州のニューサム知事は6日のツイートで、共和党が優勢な州の一部で経口妊娠中絶薬を薬局で調剤・販売しない方針を示した米薬局運営大手ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスと取引しないと表明した。写真はニューヨークのウォルグリーンで2021年11月撮影(2023年 ロイター/Andrew Kelly)

[6日 ロイター] - 米カリフォルニア州のニューサム知事は6日のツイートで、共和党が優勢な州の一部で経口妊娠中絶薬を薬局で調剤・販売しない方針を示した米薬局運営大手ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスと取引しないと表明した。

同社を名指しして「過激派に屈し、女性の命を危険にさらすいかなる企業」とも取引を拒否すると投稿した。

知事の報道官は、州とウォルグリーンとの「全ての関係」を見直していると述べたが、どのような影響を与え得るかには踏み込まなかった。

ウォルグリーンは先週、中絶が合法の州を含む20州について、州司法長官が中絶薬の販売が法に抵触する恐れがあると警告したことを受け、販売しない方針を発表。

同社は6日の発表文で、中絶薬「ミフェプリストン」の販売が法的に認められている地域では取り扱う予定だと述べた。米食品医薬品局(FDA)の認定を受け次第、連邦・州法に適合する同薬を販売するとした。

FDAは1月、認可を受けた薬局を対象に、ミフェプリストンの一般薬局販売を解禁した。

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