[ワシントン 25日 ロイター] - 米消費者団体専門誌「コンシューマー・リポート」は25日、電気自動車(EV)大手テスラの運転支援システム「オートパイロット」が、主要12システムのランキングで7位に順位を落としたと発表した。2020年は2位だった。
首位はフォード・モーターの「ブルークルーズ」だった。ゼネラル・モーターズ(GM)の「キャデラック・スーパークルーズ」、メルセデス・ベンツの「ドライバーアシスタンス」が続いた。
テスラはコメント要請には応じていない。
コンシューマー・リポートの担当者は発表文で「これだけ時間が経っても、オートパイロットはまだ協調型ステアリングができず、効果的なドライバー監視システムも備えていない」と指摘した。
米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、駐車車両との衝突事故が相次いだことを受け、オートパイロット搭載のテスラ車83万台を調査している。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」