April 2, 2019 / 8:48 PM / 18 days ago

米自動車販売、3月と第1四半期は低調 需要改善見通しも

[2日 ロイター] - 自動車メーカー各社が2日発表した3月と第1・四半期の米国内販売は低調な内容となった。ただ、堅調な景気や労働市場を背景に消費者の購入意欲は次第に高まるとの見通しも聞かれた。

 4月2日、自動車メーカー各社が発表した3月と第1・四半期の米国内販売は低調な内容となった。ミシガン州ディアボーンで昨年9月撮影(2019年 ロイター/REBECCA COOK)

より大型で快適性が高いピックアップトラックやスポーツ多目的車(SUV)が引き続き好まれた。こうした車種はメーカーにとって収益性がはるかに高いとされる。

第1・四半期は、大型ピックアップトラックなどの市場シェア競争がし烈さを増した。フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)(FCHA.MI)の「ラム」の販売が、ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N)の「シボレー」ブランドのトラックを上回った。

GMの第1・四半期販売台数は7%減少。ブランド全体で落ち込みが見られ、ピックアップトラック「シルバラード」が16%近く、利益率が高い「シボレー・サバーバン」は25%それぞれ減った。月間の販売台数は公表していない。

このほかフォード(F.N)も月間販売数を公表しない。同社は4日に第1・四半期の販売動向を発表する。業界のデータによると、フォードの販売台数は第1・四半期に2%、3月に5%、それぞれ減少した。同社の広報はコメントの要請に応じていない。

今年の米新車販売は前年から減少すると見込まれている。乗用車販売の低迷が主因。また、SUV市場での競争も激化している。

FCAの販売台数減少率は3月が7%、第1・四半期は3%となった。ラムが15%伸びた一方で、他のブランドは落ち込んだ。

FCAの米販売部門トップは声明で「業界にとって厳しい四半期となったが、春到来の兆しもようやく出て、景気指標も引き続き底堅い」「今後の新車販売需要は堅調さを増すと確信している」と話した。

トヨタ自動車(7203.T)の販売減少率は3月が3.5%、第1・四半期は5%となった。セダン「カローラ」や「カムリ」の需要が振るわなかった。

同社は声明で「競合他社の一部がセダンに注力しなくなったが、当社はこの分野の将来をなお楽観している」と説明した。

日産自動車(7201.T)の販売減少率は3月が5.3%、第1・四半期は11.6%だった。

一方、ホンダ(7267.T)は3月に4.3%増、第1・四半期は2%増。韓国の現代自動車(005380.KS)も3月が1.7%、第1・四半期は2.1%それぞれ増加した。

自動車業界コンサルタントのJDパワーとLMCオートモーティブは3月26日、同月の米自動車販売台数が前年比約2.1%減の約156万台になるとの見通しを示した。悪天候やまちまちの経済指標、税還付減少などが要因としていた。

*フォードの販売台数に関する記述を追加しました。

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