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バイデン氏、5G新サービス2週間延期で「空の混乱回避」

[ワシントン 4日 ロイター] - バイデン米大統領は、国内の通信大手が高速通信規格「5G」の新サービスの2週間延期に合意したことについて、航空機運航への影響を大幅に抑えられるとして、歓迎する声明を出した。

通信大手のAT&Tとベライゾン・コミュニケーションズは3日遅く、「Cバンド」と呼ばれる周波数帯域を使う5Gサービスの開始を1月19日に延期することで合意。運輸省の書簡によると、当局側は航空の安全性に関して予期せぬ問題が生じない限り、さらなる延期は求めないと確約した。

バイデン氏は「合意によって向こう2週間は航空機運航の混乱回避が確保され、AT&Tとベライゾンが1月19日に5Gサービスを開始する際には運航への影響を大幅に抑えられる見通しとなった」と表明した。

航空業界と連邦航空局(FAA)は5Gの電波が航空機の高度計など重要な電子機器に干渉し、運航に影響する可能性があるとして懸念を示してきた。

ブティジェッジ運輸長官とFAAのディクソン長官は、3日付でAT&Tとベライゾンに書簡を送り「航空の安全で不測の問題」が生じない限り、5Gサービス開始のさらなる延期は求めないと表明した。今回の合意によって「われわれは民間航空機への影響を抑えるための時間的猶予を確保した」と説明した。ロイターが書簡を確認した。

業界関係者によると、アメリカン航空や宅配大手・フェデックスなどが加盟する業界団体「エアラインズ・フォー・アメリカ」は通信会社側が延期を了承しない場合、3日遅くに訴訟を起こす準備を進めていたという。AT&Tとベライゾンは当初、政府の延期要請に応じない方針を示していた。

両社は昨年に行われたCバンド周波数帯の入札で800億ドルを投じてほぼ全帯域を落札していた。11月には当局の要請に応じ、Cバンド周波数帯の5Gサービス開始を1月5日に延期することで合意していた。

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