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米銀の預金からMMFに資金シフト=ゴールドマン

 3月16日、米金融大手ゴールドマン・サックスは、米国で銀行預金からマネーマーケットファンド(MMF)に資金を移す動きが出始めていると指摘した。写真はボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボで2017年4月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic)

[16日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスは16日、米国で銀行預金からマネーマーケットファンド(MMF)に資金を移す動きが出始めていると指摘した。

銀行部門の問題を受けて安全な米国債に資金が流入している。

同社によると、個人向けMMFには過去1週間で多額の資金が流入。流入ペースが加速しており、銀行預金からMMFに資金が移動している可能性が高い。

米国ではシリコンバレー銀行(SVB)とシグネチャー・バンクの破綻を受けて、地銀株が急落。預金流出で他の地銀の財務状況も悪化するのではないかとの懸念が浮上している。

ゴールドマンは、ここ数日の短期金融市場について、引き続きかなり順調に機能しているようだと指摘。資金調達ニーズが急増しても、連邦住宅貸付銀行の融資や銀行タームファンディングプログラムといった制度が「健全な」市場機能の維持に寄与すると述べた。

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