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アラスカの大規模石油プロジェクト、米政権が13日承認へ=関係筋

 3月12日、バイデン米政権は13日、アラスカでの大規模な石油掘削プロジェクト「ウィロー」を承認する。関係筋が明らかにした。写真はバイデン米大統領。ワシントンで10日撮影(2023年 ロイター/Sarah Silbiger)

[12日 ロイター] - バイデン米政権は13日、アラスカでの大規模な石油掘削プロジェクト「ウィロー」を承認する。関係筋が明らかにした。

アラスカ北西部の掘削サイト3カ所を許可する。プロジェクトはエネルギー大手コノコフィリップス[COPPP.UL]が主導する。

一方、米内務省は12日、北極海のボーフォート海の約300万エーカーを石油・ガスリースを巡る「無期限禁止地域」とする措置を発表。これはオバマ政権時代の禁止措置に基づくもので、米国の北極海域における石油開発の道を事実上閉ざすことになる。

バイデン大統領は、米経済の脱炭素化という目標と国内燃料供給増要求の間のバランスを取ろうとしている。

ウィロープロジェクトを巡っては、石油・ガス業界や雇用を確保したい州政府当局者から支持を得ているが、環境保護団体からは猛反対を受けている。

「生物多様性センター」の関係者は「北極圏のある地域を保護し、別の地域を破壊することは理にかなっていない」と批判した。

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