[ポートランド(米オレゴン州) 15日 ロイター] - バイデン米大統領は15日、「ドルの強さについて懸念していない」と述べ、ドル高容認の姿勢を示した。米国以外の国々の経済状況について懸念していると語った。
「米経済は、国内情勢がものすごく強い。インフレは世界に広がっている。国内よりも他国の状況の方が悪い」とし「つまり問題は他国に経済成長や健全な政策が欠如していることだ」と語った。オレゴン州で記者団に話した。
また、トラス英政権が発足当初に発表した大型減税策について「間違いだと思ったのは私だけではなかった」と批判し、超富裕層への減税には賛同できなかったが「判断するのは英国で、私ではない」と述べた。
トラス氏は14日、クワーテング財務相を解任すると同時に、法人減税を撤回すると表明した。
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