[ワシントン 4日 ロイター] - バイデン米大統領は4日、歳入が拡大し、新型コロナウイルス対策に絡む緊急支出が減少する中、年間の財政赤字は縮小しているとし、政権による赤字削減に向けた取り組みを擁護した。
バイデン大統領は「重要なことは、パンデミック(世界的大流行)前と最中、赤字は前大統領の下で毎年拡大していた」と強調した。
米財政赤字は2001年以降毎年拡大し、新型コロナ関連支出が拡大する中、過去数年間で約3兆ドル規模に膨らんだ。また一部の試算によると、トランプ前大統領が17年に実施した大規模な減税によって、債務は1兆ドル超押し上げられたとみられている。
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