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米経済は「新たな安定期」に、政府支出が後押し=バイデン大統領

 バイデン米大統領(写真右)は1月5日、ここ数年厳しい状況にあった米経済に「非常に明るい兆し」が見られ、安定的かつ緩やかに成長する「新たな安定期」に向かっているとの認識を示した。同日、ホワイトハウスで撮影(2023年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ワシントン 5日 ロイター] - バイデン米大統領は5日、ここ数年厳しい状況にあった米経済に「非常に明るい兆し」が見られ、安定的かつ緩やかに成長する「新たな安定期」に向かっているとの認識を示した。

投資家や多くのエコノミスト、一部企業幹部らは米経済が2023年にリセッション(景気後退)に陥ると警告しているが、バイデン政権は連邦政府の支出などを理由にその可能性は低いとみている。

バイデン氏は閣僚に対し、製造業やテクノロジー部門に今後10年で官民総額3兆5000億ドルを投資することで米経済が強化され、米国の企業や労働者の先行きが改善するとの見方を示した。

「水平な場所に到達するということではなく、全く新しい安定期に達するということだ。以前より強くなって危機から抜け出したのは世界中でわが国だけだ」と述べた。

インフレ鈍化や底堅い成長、労働市場の強さを示す最近のデータに言及しつつ、昨年成立した3本の重要な法律に盛られた数千億ドル規模の連邦支出を実行することが重要だと強調した。

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