[22日 ロイター] - バイデン米大統領は22日、連邦ガソリン税を3カ月間停止するよう議会に要請する。政府高官が明らかにした。
州政府にも燃料税の一時停止を呼びかける。また大手石油会社に対し、休止中の精製施設を稼働させる方法を今週のグランホルム・エネルギー長官との会合で示すよう求めるという。
別の政府筋は「連邦ガソリン税の停止だけでは、われわれが直面している問題を解決することはできない」としながらも「長期にわたって価格を引き下げる努力を続ければ、家庭は一息つけるだろう」と語った。
バイデン氏は9月までガソリン税を停止するよう訴える方針。米国は新型コロナウイルス禍から脱し歳入が増えていることから、ホワイトハウスは他の分野で減収を埋め合わせることが可能とみている。
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