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米民主マンチン議員、3.5兆ドル支出案推進の一時停止主張

9月2日、米上院のジョー・マンチン議員(民主党)は、米紙WSJに意見記事を寄稿し、議会民主党は、バイデン大統領の国内の政策課題をおおむね網羅する3兆5000億ドルの財政支出案の成立を急がず、いったん立ち止まるべきだと訴えた。写真は同議員。ワシントンで7月撮影(2021年 ロイター/Joshua Roberts)

[ワシントン 2日 ロイター] - 米上院のジョー・マンチン議員(民主党)は2日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に意見記事を寄稿し、議会民主党は、バイデン大統領の国内の政策課題をおおむね網羅する3兆5000億ドルの財政支出案の成立を急がず、いったん立ち止まるべきだと訴えた。

今後の議会での支出案の進展に影を落とした格好になった。

穏健派のマンチン氏は「新規事業や追加の財政刺激策に何兆ドルも急いで支出する代わりに、議会は戦略としていったん立ち止まるべきだ」と主張した。

上下両院は先月、予算の大枠となる3兆5000億ドルの予算決議案を可決しており、両院の民主党は現在、支出案を具体化しようとしている。

民主党指導部は支出法案を、超党派による1兆ドル規模のインフラ投資法案とともに、数週内に可決したい考え。支出法案が成立すれば、気候変動対策や保育と医療サービスを含む社会保障政策の充実といった、党内のプログレッシブ(進歩派)が推進を訴える政策課題が前進することになる。

ただ、支出法案とインフラ投資法案のどちらにおいても、可決には党の結束が必要となり、1人でも造反者が出れば頓挫しかねない。上院では民主党と共和党の議席数が拮抗しており、下院でも民主党は辛うじて過半数を維持している。

マンチン氏は「インフレと債務が既存の政府プログラムに与える重大な影響を議会が無視している理由が明確にならない限り、私個人としては3兆5000億ドルあるいはそれに近い水準の追加支出を支持することはない」と表明した。

マンチン氏は先月、予算決議案を進めることに賛成票を投じた。その直後にも、これほどの歳出が米国の債務や潜在的な危機への対応能力に与える「重大な影響」を懸念していると述べていた。

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