[16日 ロイター] - バイデン米大統領は米国のリセッション(景気後退)は「不可避ではない」と述べ、インフレの克服にも自信を示した。AP通信が16日に報じた。
バイデン氏はAPとのインタビューで「第一にリセッションは不可避ではない。第二にインフレ克服に向けて米国は世界のどの国よりも強い立ち位置にある」と語った。
16日の米株式市場は急落し、ダウ工業株30種が終値で3万ドルを割り込んだ。連邦準備理事会(FRB)の27年ぶりの大幅利上げに続き世界の主要中央銀行がインフレ対応に利上げを進める中、リセッション懸念が台頭し、全面的に売りが出た。
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