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NY連銀、LIBOR代替指標金利を公表へ

 4月3日、ニューヨーク連銀はロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の代替指標になり得る担保付翌日物調達金利(SOFR)の公表を開始する。写真はNY連銀。昨年12月撮影(2018年 ロイター/Eduardo Munoz)

[3日 ロイター] - ニューヨーク連銀は3日にもロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の代替指標になり得る担保付翌日物調達金利(SOFR)の公表を開始する。

規制当局はLIBORの公表が停止した場合、システミック・リスクを引き起こすと指摘しており、SOFRの公表開始は数年にわたるLIBORからの切り替え計画の第一歩となる。

SOFRは米国債のオーバーナイトでの現先取引市場に基づいており、日々の出来高は約8000億ドル規模。

ナットウェスト・マーケッツ(スタンフォード)の金利ストラテジスト、ブレイク・グウィン氏は「(SOFRは)非常に堅調な取引に基づいている。LIBORにみられるような多くの問題や原因不明のボラティリティーが存在するとは思わない」と指摘した。

ただLIBORからの切り替えは複雑で段階的になると予想されている。

問題の1つとして、LIBORのように1カ月や3カ月などターム・ローン市場が存在しないことがある。

ジェフリーズ(ニューヨーク)の金融市場エコノミスト、トーマス・シモンズ氏は「期間金利の計算について同様の方法を考え出すのは想像しがたく、このことがLIBORの代替としてSOFRを採用するかどうかの大きな分岐点となる」と述べた。

SOFRに基づく金融派生商品の流動性増加には時間がかかる見通し。シカゴマーカンタイル取引所(CME)は5月7日にSOFRの先物取引を開始する予定のほか、大手ディーラーは年内にSOFRのスワップ取引を可能にする見込み。

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