[ニューヨーク 25日 ロイター] - 米国債券市場で、予想物価指標のブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)が一時、6週間半ぶりの水準に低下した。対中貿易摩擦のほか、イタリアやトルコを巡る懸念を背景に、米国債利回りが数年ぶり高水準からさらに下がった。
米東部夏時間午前9時17分(日本時間午後10時17分)時点で、10年物のBEIUSBEI10Y=RR US10YTIP=TWEBが2.10%と、4月11日以来の低水準を記録した。前日終盤から3ベーシスポイント(bp)下がった。
5年物BEIUSBEI5Y=RRUS5YTIP=TWEBは2.07%と、こちらも4月11日以来の水準に低下した。