[ロサンゼルス 17日 ロイター] - バラエティ・ドット・コムによると、週末の北米映画興行収入ランキングは、木城ゆきとのSF漫画「銃夢」(ガンム)を実写映画化した「アリータ:バトル・エンジェル」(日本公開2月22日)が、2700万ドル(約29億8500万円)を稼いで首位となった。
同作は大戦後の世界でくず鉄の山から発見された300年前のサイボーグが「最終兵器」として生まれ変わり活躍する物語を、コンピューターグラフィックス(CG)を駆使して描いている。ロバート・ロドリゲス監督がメガホンを取り、ジェームズ・キャメロンが製作・脚本を手がけた。
週末の興行収入は予想をやや上回ったものの、製作費は1億7000万ドル以上で、利益を出すには苦戦するとみられている。
2位は前週トップだった、レゴブロックを題材にしたアニメ映画シリーズ最新作「レゴ(R) ムービー2」(日本公開3月29日)で、興収は2120万ドル。2014年公開の「LEGOムービー」の続編で、同シリーズでは4作目となる。クリス・プラットやエリザベス・バンクスらが声優を務めた。
初登場のコメディー「ロマンティックじゃない?」が3位にランクイン。レベル・ウィルソン、リアム・ヘムズワースなどが出演している。
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