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豪首相、AUKUS原潜計画の必要性訴え 元首相らの批判受け

 3月16日、オーストラリアのアルバニージー首相(写真左)は、米英豪3カ国の安全保障枠組み「AUKUS」の下で原子力潜水艦を導入する計画の必要性を強調した。写真右はバイデン米大統領。カリフォルニア州サンディエゴで13日撮影(2023年 ロイター/Leah Millis)

[シドニー 16日 ロイター] - オーストラリアのアルバニージー首相は16日、米英豪3カ国の安全保障枠組み「AUKUS」の下で原子力潜水艦を導入する計画の必要性を強調した。

ターンブル、キーティング両元首相から同計画への批判を受けていることを受けて、アルバニージー氏はこの地域で中国が軍事力を増強してることを踏まえると、必要なものだと訴えた。

「中国は1990年代以降、世界情勢における姿勢や位置付けを変えてきた」と指摘した。

自由党出身のターンブル氏はフランスから従来型の潜水艦を購入する当初の計画は「無謀にも」破棄されとし、原潜の導入はより時間と費用がかかると主張した。

アルバニージー氏と同じ労働党出身のキーティング氏は15日、AUKUSについて、第1次世界大戦で徴兵制を導入しようとして失敗して以来、同党による最悪の外交政策上の失敗と批判した。

米英主導の原潜計画により保有潜水艦の数が減少する上に、米国から独立して活動する能力を制限されることになると指摘した。

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