January 24, 2018 / 2:35 AM / 4 months ago

新たな米つなぎ予算、10年間で310億ドルの債務拡大伴う見通し

[ワシントン 23日 ロイター] - 米議会両院税制合同委員会(JCT)は23日、政府機関閉鎖の解除に向け議会が可決したつなぎ予算について、今後10年間で政府債務を313億ドル拡大させるとの試算を公表した。

 1月23日、米議会両院税制合同委員会(JCT)は、政府機関閉鎖の解除に向け議会が可決したつなぎ予算について、今後10年間で政府債務を313億ドル拡大させるとの試算を公表した。写真はワシントンで2015年12月撮影(2018年 ロイター/Kevin Lamarque)

米国の政府債務残高は20兆ドルを上回っており、昨年可決された税制改革により今後10年間で約1兆5000億ドル膨らむ見込み。

つなぎ予算は2月8日までの支出を手当てする。22日にトランプ大統領の署名により成立し、3日間に及んだ政府機関の一部閉鎖が解除された。

つなぎ予算の法案には医療保険制度改革(オバマケア)に関する3つの課税措置の実施先送りが盛り込まれており、税制合同委はこれが債務拡大につながると指摘。具体的には、医療機器に対する課税、医療保険に関する課税、高額な医療保険に対するいわゆる「キャデラック税」の実施が先送りされたため、関連税収が失われることになる。

超党派の非営利組織「責任ある連邦予算委員会」のマヤ・マクギネス委員長は声明で「政府機関の再開には安心したが、この必要不可欠な法案が、減税、そして債務拡大の手段に利用されたことは極めて残念」と批判した。

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