[サンフランシスコ 8日 ロイター] - 米国の国勢調査によると、全米最多の人口を擁する米カリフォルニア州で、ヒスパニック系が白人の人口を上回った。調査によると、2014年7月1日現在、同州に居住するヒスパニック系人口は約1499万人。白人人口は1492万人だった。
非白人が白人を上回るのは、ヒスパニック系人口が全米最多のニューメキシコ州、アジア系が多く居住するハワイ州に次いで、カリフォルニア州が3州目となった。
カリフォルニア州に居住するヒスパニック系の年齢は中央値で29歳。白人の約45歳に比べて格段に若い。
米国では、過去10年間に移民の増加が頭打ちとなる一方、米国生まれのヒスパニック人口は増加を続けており、全国的にその傾向が見られる。
昨年12月に公表されたカリフォルニア州財政当局のデータによると、2060年までに、同州のヒスパニック人口は白人人口の2倍近くになると予想されている。
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