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米共和党、議会襲撃の調査委設置で見解割れる 上院審議控え

1月6日に発生したトランプ前大統領の支持者らによる連邦議会襲撃事件を調査する独立委員会の設置を巡り、共和党内で見解が分かれている。独立委を設置しなければ、2022年以降の選挙で共和党の勝敗に影響が及ぶとの見方も出ている。写真は米連邦議会議事堂。昨年12月撮影。(2021年 ロイター/Joshua Roberts )

[ワシントン 23日 ロイター] - 1月6日に発生したトランプ前大統領の支持者らによる連邦議会襲撃事件を調査する独立委員会の設置を巡り、共和党内で見解が分かれている。独立委を設置しなければ、2022年以降の選挙で共和党の勝敗に影響が及ぶとの見方も出ている。

独立委を設置する法案は先週、民主党が多数派の下院を通過し、共和党議員35人も支持に回った。ただ、上院共和党トップのマコネル院内総務は法案に反対の立場を示している。上院は今週、法案を審議する。

共和党指導部のロイ・ブラント上院議員はFOXニュースの番組で「上院の共和党議員は、独立委員会の設置は時期尚早という決定をするだろう」との見方を示した。

マコネル氏と同様にブラント氏は、議事堂の警備に関する問題に対処するには上院2委員会が現在実施している調査で十分との考えだ。一方、議事堂が襲撃されていた際にトランプ氏が暴力を阻止する措置を講じたか調べる必要があるとの意見もある。

ブラント氏は「議事堂の安全を確保し、議会警察の訓練や準備態勢の改善に必要な措置を講じ、将来やるべきことを決めるのが優先か。それともホワイトハウスで何が起きたか見極めるために数年とみられる時間を費やすことが優先か」と問いかけた。

同氏のコメントを受け、民主党が上院で法案可決に必要な共和党議員10人の支持を得られるかいっそう不透明感が強まった。

一方、共和党のスーザン・コリンズ上院議員はABCの番組で、委員会のメンバーを超党派で構成し、年末で期限を区切る修正を加えれば法案推進が可能との見方を示し、「独立委の設置を強く支持する」と述べた。コリンズ氏は2月に行われたトランプ氏の弾劾裁判で有罪を支持した共和党上院議員7人のうちの1人。

独立委の設置を支持し、トランプ氏の弾劾決議にも賛成した共和党のアダム・キンジンガー下院議員はFOXニュースの番組で、独立委を設置しなければ「(民主党の)ペロシ下院議長は特別委員会を設けるだろう。そして24年まで続く可能性がある」と指摘。

「特にわれわれ共和党が起きたことに対し責任を持たなければ、いずれにしても22年の中間選挙まで続くだろう」と警鐘を鳴らした。

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