[12日 ロイター] - 2021年1月6日の米議会議事堂襲撃事件を調査する下院特別委員会は12日、共和党下院トップのマッカーシー院内総務に対して、事件当日のトランプ氏の行動について自主的に質問に回答するよう要請した。
マッカーシー氏に宛てた書簡が公開され、特別委は2月上旬に証言に応じるよう求めた。
一方、マッカーシー氏は、「違法な」特別委に協力するつもりはないとする声明文を発表。「権力乱用には組しない」とした。
特別委は、トランプ氏の事件当日の行動を特定しようとしている。トンプソン委員長は、マッカーシー氏に宛てた書簡で「1月6日のトランプ氏の計画がどのようにまとめられたのかや、選挙結果を変えようとするトランプ氏の他の試みについて、全て知る必要がある」とした。
関係筋によると、特別委は今年夏に中間報告書を出し、秋にも最終的な報告書を公表することを目指している。
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