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米議会襲撃、極右団体創設者に禁錮18年 民主主義への脅威と地裁

米ワシントンの連邦地裁は25日、2021年1月の議会襲撃を巡り、極右団体オースキーパーズの創設者スチュワート・ローズ被告(写真)に扇動共謀罪などで禁錮18年を言い渡した。ユーリカで2016年6月撮影(2023年 ロイター/JIM URQUHART)

[ワシントン 25日 ロイター] - 米ワシントンの連邦地裁は25日、2021年1月の議会襲撃を巡り、極右団体オースキーパーズの創設者スチュワート・ローズ被告に扇動共謀罪などで禁錮18年を言い渡した。

議会襲撃で起訴された1000人以上の中で最も長い刑期となった。

同地裁のメタ裁判官は、米国の民主主義が暴力に代わることを何十年も前から同被告が望んでいたのは明らかだとし、米国と民主主義に対する脅威だと断じた。

ローズ被告はかつて陸軍落下傘部隊に所属し、エール大学を経て弁護士になった。公判では、自分がトランプ前大統領と同様に「政治犯」であり、「この国を破壊しようとする」人々に立ち向かおうとしたと主張した。

検察側は大統領選挙後の権力移譲を暴力で阻止するために同被告が陰謀を主導したとして、禁錮25年を求めていた。

ローズ被告は反省の色を見せず、極左勢力が米国を破壊していると非難した。

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