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中国、コロナ漏えい説「ばかげた話」 米中外交トップが会談

[ワシントン/北京 11日 ロイター] - ブリンケン米国務長官と中国の外交担当トップである楊潔篪共産党政治局員が11日、電話会談を行った。ブリンケン長官は、新型コロナウイルス起源を巡る調査での協力や透明性が必要と強調。一方、楊氏は米国で一部が主張するウイルスの武漢研究所漏えい説を「ばかげた話」と一蹴した。

中国中央テレビ(CCTV)によると、中国の外交担当トップである楊潔篪共産党政治局員は11日、ブリンケン米国務長官と電話会談を行い、米国で一部が主張する新型コロナウイルスの武漢研究所漏えい説は「ばかげた話」であると一蹴した。3月撮影(2021年 ロイター/Frederic J. Brown)

中国中央テレビ(CCTV)によると、楊氏は新型コロナの世界的大流行(パンデミック)に関する「忌まわしい行動」は中国を中傷するためのもので断固として反対すると表明した。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は今週、ウイルスが武漢の研究所から流出したとの仮説には説得力があり、さらなる調査をすべきだと米政府の研究機関が結論付けていたと報じた。

楊氏は「事実と科学を尊重し、この問題を政治的に取り扱うことを控え、パンデミックとの闘いにおける国際協力に焦点を当てるよう求める」と述べた。

会談では、台湾や香港、北朝鮮、ウイグルなどの問題についても協議が行われた。

楊氏は台湾問題については「慎重かつ適切」に処理すべきとクギを刺した。また、米中関係を「軌道に戻す」ために、米政府は中国政府と連携すべきとの認識を示した。

米国務省によると、ブリンケン長官は台湾に圧力をかけるのをやめ、「不当に拘束されている」米・カナダ国民を解放するよう求めた。

北朝鮮を巡っては、両政府が朝鮮半島の非核化に向けて協力する必要性に焦点が当てられた。

イランやミャンマー、気候変動など、共通の世界的な課題についても協議したという。

米シンクタンクのジャーマン・マーシャル基金のアジア専門家、ボニー・グレイサー氏は、会談の議題には協力が可能な分野が含まれていたものの、論争となる問題が会談の大半を占めたもようと指摘。さらに、楊氏の発言からは、中国が依然、両国の関係悪化の原因が米国にあると考えている様子が浮き彫りになったと述べた。

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