[7日 ロイター] - 中国移動(チャイナモバイル)、中国聯通(チャイナユニコム)香港、中国電信(チャイナテレコム)の中国通信大手3社は7日、昨年導入された米投資規制に基づき、ニューヨーク証券取引所で上場廃止になると発表した。
3社はニューヨーク証取に上場廃止決定の見直しを要請していたが、決定が確認されたことを受け個別に発表を行い、同証取が規制当局に上場廃止を通知する見込みだとした。
ニューヨーク証取の広報担当者はコメントを控えた。
3社の上場廃止は、トランプ前米大統領が導入した中国テクノロジー企業を対象とする投資規制を受けた措置。米中関係の緊張が続く中、バイデン大統領はこの規制を維持している。
3社は、ニューヨーク証取が米証券取引委員会(SEC)に登録廃止申請書を提出してから10日後に上場廃止になるとした。
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