May 14, 2018 / 10:21 PM / 7 months ago

米大統領、中国ZTEは「米企業の大口顧客」 制裁見直しを擁護

5月14日、トランプ米大統領は、米国からイランなどに通信機器を違法に輸出していたとして制裁を科した中国通信機器大手、中興通訊(ZTE)について、米国のサプライヤーにとっての大口顧客だと述べ、同社に対する制裁の見直しを擁護した。写真は中国杭州市で撮影(2018年 ロイター)

[ワシントン 14日 ロイター] - トランプ米大統領は14日、米国からイランなどに通信機器を違法に輸出していたとして制裁を科した中国通信機器大手、中興通訊(ZTE)(0763.HK)(000063.SZ)について、米国のサプライヤーにとっての大口顧客だと述べ、同社に対する制裁の見直しを擁護した。

米商務省は先月、ZTEがイランや北朝鮮に対し通信機器を違法に輸出していた問題で、関係した従業員を懲戒する約束を守らなかったとして、米企業によるZTEへの製品販売を7年間禁止すると発表した。

しかし、トランプ大統領は13日、米政府の制裁措置によって主力事業が停止に追い込まれているZTEの支援に向け、中国の習近平国家主席と協力すると表明。大統領が制裁緩和を示唆したことに、共和党と民主党両党の議員は反発している。

ホワイトハウス報道官は14日、トランプ大統領が、ZTEへの制裁措置について検証するようロス米商務長官に要請したことを明らかにした。

トランプ大統領は制裁見直しの理由について「ZTEが米企業から調達する部品は大きな割合を占める。米中の通商交渉と習氏との個人的な関係も考慮した」と説明した。

ZTE幹部によると、同社が昨年、米国のサプライヤーなど211社に支払った額は23億ドルを超える。ZTEのスマートフォン、通信機器などの製品に使われる米メーカーの部品の割合は25─30%とされる。

ロス商務長官は14日、ZTEに対する米政府の対応策に代替措置があるかどうかを検討すると表明。「ZTEには不適切な行為があった」としながらも、「米政府がこれまでに示した措置に代替する措置があるかが焦点となっており、この点について早急に検討する」と述べた。検討中の選択肢の詳細は明らかにしなかった。

ZTEは14日、コメントを差し控えた。

*写真とチャネルを追加します。

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