[ワシントン 23日 ロイター] - レモンド米商務長官は23日、半導体の国内生産や研究開発などに527億ドルを投じる計画の一環で、先端半導体の工場を国内で2カ所以上建設し、労働者の大量雇用を実現するよう企業に促した。
レモンド氏はワシントンでのスピーチで、拠点には「強固なサプライヤーエコシステム」も含めるよう訴えた。
米国は半導体の設計分野でリードしているものの、生産面では主導的立場にないとし「世界最先端の半導体の設計と生産は米国内で行われる必要がある」と強調した。
レモンド氏によると、商務省は官民から成る「国家半導体技術センター」の創設を含め、半導体の研究開発に110億ドルを投じる計画だ。
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