March 4, 2019 / 3:49 AM / in 3 months

米非常事態宣言無効化の決議案、共和議員4人が支持 上院で可決も

 3月3日、米メディアによると、米共和党のランド・ポール上院議員(写真)は、トランプ大統領がメキシコ国境の壁建設費を確保するために発令した国家非常事態宣言を無効化する決議案に賛成票を投じる意向を示した。写真はワシントンで昨年3月撮影(2019年 ロイター/Joshua Roberts)

[ワシントン 3日 ロイター] - 米メディアによると、米共和党のランド・ポール上院議員は、トランプ大統領がメキシコ国境の壁建設費を確保するために発令した国家非常事態宣言を無効化する決議案に賛成票を投じる意向を示した。

決議案への支持を公の場で表明した共和党上院議員はこれで4人目。同4人と民主党議員全員、同党に近い2人の無所属議員が賛成票を投じれば上院を通過し、大統領の署名のためにホワイトハウスに送付されることになる。

ただ、トランプ氏は上院が可決した場合は拒否権を行使する考えを示している。大統領の拒否権を議会が覆すには、上下両院それぞれが3分の2以上で再可決する必要があり、上院で再可決される可能性は低い。

それでもなお、大統領就任後2年余りにわたり、自身の目玉政策である壁建設への議会の協力を取り付けられなかったトランプ氏にとってはきまりの悪い事態となる。

ポール議員は2日に行ったウェスタン・ケンタッキー大学での講演で「議会が割り当てていない予算を大統領が使う権限を認めるわけにはいかない」と表明。地元メディアのボーリンググリーン・デイリー・ニューズが報じた。

ポール議員の事務所は報道に関するコメントの求めに応じていない。

民主党が多数派を占める下院では同一の決議案がすでに可決されている。

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