[ワシントン 19日 ロイター] - 米民主党のホイヤー下院院内総務は19日、連邦政府の借入限度を定めた債務上限引き上げを巡り、財務長官が独自の「判断を下す」ことを容認し、その決定に対する拒否権を議会に付与する案は「良い選択肢」とし、支持する構えを鮮明にした。
バイデン大統領は今月14日、政府債務の法定上限を一時的に28兆9000億ドルに引き上げる法案に署名。米国債がデフォルト(債務不履行)する事態は12月まで回避された。
また、懸案となっているインフラ投資法案と気候・社会保障関連歳出法案については、「今月31日までの期限までに下院で可決できるよう尽力している」と述べた。
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