August 1, 2019 / 6:15 PM / 21 days ago

米上院、債務上限凍結・歳出拡大法案を可決 大統領署名で成立へ

[ワシントン 1日 ロイター] - 米上院は1日、今後2年間の債務上限の適用停止と歳出拡大を盛り込んだ法案を67対28の賛成多数で可決した。トランプ大統領の署名を経て成立する。2020年11月の米大統領選前に債務不履行に陥るリスクは低下するものの、連邦債務の急拡大を招く恐れがある。

同法案は、2021年9月30日までの2兆7500億ドルの新たな歳出を認めるほか、財務省の借入限度額を定める債務上限を少なくとも同年7月31日まで凍結する。

10月1日から始まる20年度の国防費は7380億ドル、21年度は7405億ドルと、今年度の7160億ドルから拡大する見通し。非国防費も今年度の6050億ドルから20年度は6320億ドル、21年度は6345億ドルに増加する。

下院は先週同法案を可決したが、与党・共和党内の保守強硬派は国防以外の裁量的支出の削減を主張し、多くが同法案に反対していた。

マコネル上院院内総務(共和党)は、同法案通過によって「今後数週間そして数カ月にかけ、連邦政府が債務危機に直面するリスクが回避される」と述べた。

しかし、年間の財政赤字が1兆ドルに達すること見込まれる中での歳出拡大は一段の財政悪化につながる恐れがある。反対票を投じたランド・ポール上院議員(共和党)は「米史上で最も無責任な財政上の決定だろう」と批判した。

トランプ大統領は選挙期間中、大統領に就任すれば8年で連邦債務を削減するという公約を掲げていたが、2017年1月の大統領就任以降、連邦債務は約2兆5000億ドル拡大し、専門家が危険水準と見なす22兆5000億ドルを突破している。

それでもなお、トランプ大統領は歳出拡大法案を「素晴らしい」と評価。「(歳出)削減の時間は十分にある」とツイッターに投稿し、保守派の上院議員からの支持を呼び掛けた。

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