[ワシントン 15日 ロイター] - 米下院司法委員会は15日、ウィテカー司法長官代理が2月8日に同委員会で証言することを明らかにした。ロシアの米大統領選介入疑惑に関するモラー特別検察官による捜査などについて証言を行うとみられる。
トランプ大統領は昨年11月、セッションズ司法長官(当時)を事実上解任。上院の承認手続きを経ずにウィテカー氏を長官代理に指名した。民主党は、トランプ大統領に忠誠心を持つとされるウィテカー氏が司法長官代理に指名されたことについて、モラー特別検察官のロシア疑惑捜査の妨害を狙った人事と批判しており、憲法違反と主張している。
ウィテカー氏がどの程度の期間、長官代理を務めるのかは不明。次期司法長官にはウィリアム・バー氏が指名されており、上院の承認公聴会が今週始まった。
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