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米最高裁、トランプ大統領の首都ホテル所有の違憲性巡る訴訟を終了

 10月13日、米最高裁判所は、ワシントンDCにあるトランプ・インターナショナル・ホテルをトランプ大統領が保有していることは違憲だとして上訴していた民主党議員グループの訴えを退け、訴訟を終了させた。写真は同ホテル。ワシントンで9月撮影(2020年 ロイター/Erin Scott)

[ワシントン 13日 ロイター] - 米最高裁判所は13日、ワシントンDCにあるトランプ・インターナショナル・ホテルをトランプ大統領が保有していることは違憲だとして上訴していた民主党議員グループの訴えを退け、訴訟を終了させた。

ワシントンDCの連邦高裁は今年2月、個々の議員が議会全体に影響する案件で訴訟を起こす能力は限定されていると判断。大統領の拒否権に関する法律の合憲性を問おうとした議員6人について、訴えを起こす法的立場にないとした1997年の最高裁判決に基づく判断と説明した。

高裁判決を受け、上下両院の215人の民主党議員は最高裁に上訴していた。

トランプ・インターナショナル・ホテルはトランプ氏が2016年大統領選で勝利する直前に、ホワイトハウスそばに開業。トランプ氏は大統領就任後もホテルを含む事業権益の保有を続け、同ホテルは国内外の政府関係者らの宿泊先やイベント会場として頻繁に利用されていたことから、大統領が外国政府などから議会の承認なしに報酬を受けることを禁じた憲法に違反していると議員らは主張していた。

議員の代理人は最高裁が訴えを退けたことに失望したと表明した。

トランプ氏を相手取った同様の訴訟はこのほか、メリーランド州とワシントンDCの司法長官による訴訟など2件ある。リッチモンド大学のカール・トビアス教授(法学)によると、トランプ氏が11月3日の大統領選で敗北した場合、これらの訴訟も退けられる可能性が高い。

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