September 27, 2018 / 7:22 PM / 24 days ago

米最高裁判事候補、暴行疑惑を否定、告発女性は「100%確信」

[ワシントン 27日 ロイター] - 米連邦最高裁判事に指名されているブレット・カバノー氏は27日、上院司法委員会の公聴会で証言し、自身の性的暴行疑惑を「無実だ」と否定した。

一方、同氏から性的暴行を受けたと告発したカリフォルニア州の大学教授クリスティン・ブレイジー・フォード氏は、カバノー氏が暴行したことを「100%」確信していると証言した。

カバノー氏は証言で、フォード氏の告発を「断固として全面的に否定する」と述べ、「(承認)手続きから身を引くことはしない」と断言した。

民主党についても、2016年大統領選でのトランプ氏の勝利に怒りを覚える左派による「計画的かつ組織的な政治的攻撃」として非難した。

カバノー氏より先に証言したフォード氏は、カバノー氏が性的暴行をしようとしたことをどの程度確信しているかとの議員からの質問に対し、「100%」と言明した。

フォード氏の証言によると、カバノー氏は1982年にメリーランド州で行われたパーティーで、酒に酔ってフォード氏を襲い、洋服を脱がそうとしたという。フォード氏は当時15歳、カバノー氏は17歳だった。

フォード氏は、カバノー氏が「レイプしようとしていたと確信している」と証言。助けを求め叫んだが、カバノー氏に口をふさがれたとし、「それが最も怖く、後々まで私の人生に影響を及ぼした。息ができず、誤って殺されると思った」と語った。

フォード氏ら女性3人による告発に対し、トランプ大統領や一部共和党議員がカバノー氏を標的とした攻撃と批判しているが、フォード氏は「私は独立し、何も属しておらず、チェスの駒ではない」と述べた。

上院は今後、カバノー氏の承認採決について決定を下す必要がある。共和党上院議員は27日夜の会合で今後の対応を協議する。司法委員会は28日午前に会合を開く予定で、複数の議員は採決が行われるとの見方を示した。共和党上院議員の側近は、上院本会議では最初の手続き上の採決を29日に行う見通しだと述べた。

定数100の上院で共和党の議席は51、民主党は49となっており、カバノー氏を支持するか態度を明確にしていない議員4人の動向が鍵を握る可能性がある。

上院側近によると、態度を明確にしていないのは共和党のスーザン・コリンズ、リサ・マカウスキ、ジェフ・フレーク各議員と民主党のジョー・マンチン議員の4人。

このうちマカウスキ上院議員はロイターに対し、「フォード氏の証言は信頼できると思う」と語った。

トランプ大統領はカバノー氏の証言についてツイッター上で、「強力かつ誠実で、心を奪われるものだった」と評価した。一方、民主党については、承認を遅らせ、阻止しようとしていると非難。「上院は採決しなければならない!」と書き込んだ。

*内容を追加しました。

 9月27日、米連邦最高裁判事に指名されているブレット・カバノー氏は、上院司法委員会の公聴会で証言し、自身の性的暴行疑惑を「無実だ」と否定した。写真は、カバノー氏から過去に性的暴行を受けたと告発したカリフォルニア州の大学教授クリスティン・ブレイジー・フォード氏(中央)。代表撮影(2018年 ロイター)

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