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米連邦地裁が差し止め、トランプ政権のLGBT医療差別規制

 8月17日、ニューヨーク連邦地方裁判所のフレデリック・ブロック判事は、LGBTなどの性的少数者が保険医療サービスを利用する際に直面する差別からの保護を停止するとしたトランプ政権の決定を差し止める判断を下した。写真はトランプ米大統領。ウィスコンシン州 で撮影(2020年 ロイター/Tom Brenner)

[ワシントン 17日 ロイター] - ニューヨーク連邦地方裁判所のフレデリック・ブロック判事は17日、LGBTなどの性的少数者が保険医療サービスを利用する際に直面する差別からの保護を停止するとしたトランプ政権の決定を差し止める判断を下した。

2016年に当時のオバマ政権は、保健医療における性差別を禁じた医療保険制度改革法がトランスジェンダー差別も禁止していることを明確にした規制を発付した。

一方、性的少数者に厳しいキリスト教福音派を支持層とするトランプ大統領は就任以来、前政権の方針を転換。医療従事者らに対し、道徳的理由などから保健医療サービスを拒否する裁量権を広く付与する規制を提案するなど、性的少数者の権利保護を否定する政策を進めてきた。

18日から実施される予定だった規制では、保険医療サービスにおける「性別に基づく」差別を禁じた連邦法は、性同一性や性別の固定観念を対象としていないとしている。

これに対しブロック裁判官は、米連邦最高裁判所が6月、性に基づく雇用差別を禁止している1964年公民権法第7編がトランスジェンダーの権利も保護しているとの判決を下したことを指摘。政権が定めた規則の法的根拠そのものに疑義が生じるとした。

保健福祉省の報道官はこの判断に「失望している」と述べた。

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