November 5, 2018 / 9:40 PM / 8 days ago

米最高裁、オバマ時代の「ネット中立性」を容認

 11月5日、米最高裁判所は、オバマ政権時代に導入されたインターネットの中立性(ネットニュートラリティー)を追求する規制について、それを支持した控訴裁判所の2016年の判決を認めた。ニューヨークで8月撮影(2018年 ロイター/LUCAS JACKSON)

[ワシントン 5日 ロイター] - 米最高裁判所は5日、オバマ政権時代に導入されたインターネットの中立性(ネットニュートラリティー)を追求する規制について、それを支持した控訴裁判所の2016年の判決を認め、規制撤回を求める共和党の上告を棄却した。

15年にオバマ前大統領が導入したネットニュートラリティー規制は、インターネットプロバイダーがサービスの通信速度を遅くする、あるいはブロックすることを禁止する。規制はまた、プロバイダーが有料顧客を優先することも禁じている。

トランプ政権とインターネットプロバイダーは規制を支持した控訴裁判所の判決を撤回しようと上訴していた。共和党が支配する連邦通信委員会(FCC)は17年12月にネットニュートラリティー規制を覆すことを3対2の賛成多数で決め18年6月にFCCの新規制が発効した。インターネットプロバイダーは、ユーザーがアクセスするコンテンツを規制する権限が拡大した。ケーブルテレビ大手コムキャスト(CMCSA.O)や通信大手AT&T(T.N)、同ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ.N)などの企業にとっては歓迎すべき出来事だった。

一方で交流サイト大手フェイスブック(FB.O)や電子商取引大手アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)、アルファベット(GOOGL.O)子会社のグーグルはFCCの規制によってコストが上がると反対の意を示していた。

この日の最高裁の決定により、ネットニュートラリティー規制を巡る法的闘争が正式に終止符を打った。

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