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イスラエル拠点企業がiPhone侵入ツール開発=シチズンラボ

イスラエルに拠点を置くサイバー監視会社が、これまでにない技術で米アップルのiPhoneに侵入できるツールを開発したと、カナダ・トロント大学の研究チーム「シチズンラボ」が13日発表した。6月撮影(2021年 ロイター/Lucy Nicholson)

[13日 ロイター] - イスラエルに拠点を置くサイバー監視会社「NSO」が、これまでにない技術で米アップルのiPhoneに侵入できるツールを開発したと、カナダ・トロント大学の研究チーム「シチズンラボ」が13日発表した。

アップルのOS(基本ソフト)である「iOS」「OSX」「ウオッチOS」の全てのバージョンに影響を及ぼす脆弱性を狙ったもので、アップルが近年設計したセキュリティーシステムを破るという。

アップルはシチズンラボの発表を認めた上で、13日にソフトウェアをアップデートして脆弱性を修正したと発表した。

アップルのセキュリティーエンジニアリング・アーキテクチャー部門責任者、Ivan Krstić氏は発表文で、脆弱性を確認した後すぐさま修正したと説明。「指摘されたような攻撃は高度に洗練され、開発に数百万ドルかかり、有効期間がしばしば短いほか、特定の個人を標的に利用される」とした。

その上で「これは、われわれのユーザーの圧倒的多数にとって脅威ではないことを意味するものの、われわれは全ての顧客を守るためたゆまぬ努力を続け、デバイスとデータに対する新たな保護措置を絶えず追加する」と付け加えた。

シチズンラボによると、2月にスパイウェアに感染していたサウジアラビアの活動家の携帯電話からマルウェアが発見されたという。どれだけ多くのユーザーが感染したのかは不明。

NSOはロイター宛ての声明で「テロや犯罪と闘うために、人命を救助する技術を世界中の情報機関や法執行機関に提供し続ける」と述べた。

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