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米債務上限協議、裁量支出巡る相違700億ドル 「合意近い」=関係筋

米債務上限の引き上げを巡るバイデン大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長の交渉について、社会保障などを除く「裁量的支出」に関する両者の見解の相違がわずか700億ドルになり、合意に近づいていることが複数の関係筋の話で分かった。(2023年 ロイター/Craig Hudson)

[ワシントン 25日 ロイター] - 米債務上限の引き上げを巡るバイデン大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長の交渉について、社会保障などを除く「裁量的支出」に関する両者の見解の相違がわずか700億ドルになり、合意に近づいていることが複数の関係筋の話で分かった。

関係筋は、合意文書は数百ページに及ぶ長大な法案ではなく、数点の重要な数字が掲載される簡素な文書になると予想。裁量的支出の全体的な数字が打ち出され、住宅や教育などの各部門については、議員らに通常の予算計上プロセスを通じて向こう数カ月で詳細を詰めるよう委ねられるとの見方を示した。

連邦政府の統計によると、2022年の裁量的支出は1兆7000億ドル。全体の支出(6兆2700億ドル)の27%を占め、その約半分は国防費だった。一部の議員は国防費は削減すべきでないと主張している。

ホワイトハウスはコメントを控えている。

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