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独首相、ロシア産ガス輸送管巡る米制裁に報復しない意向

 12月18日、メルケル独首相(写真)はロシア産天然ガスをドイツへ直送する海底パイプライン「ノルドストリーム2」の建設を請け負う企業に制裁を科す法案が米議会で可決されたことについて、報復措置は取らない意向を示した。12月13日、ベルギーのブリュッセルで撮影(2019年 ロイター/代表撮影)

[ベルリン/フランクフルト 18日 ロイター] - メルケル独首相は18日、ロシア産天然ガスをドイツへ直送する海底パイプライン「ノルドストリーム2」の建設を請け負う企業に制裁を科す法案が米議会で可決されたことについて、報復措置は取らない意向を示した。

同法案は米国防予算を定める国防権限法(NDAA)案と一体化され、17日に上院を通過した。ノルドストリーム2建設の遅延につながるかどうかは不明。[nL4N28R3U2][nL4N28K1FL]

メルケル氏は「ドイツがこの制裁を認めないと明確に伝えるには、協議以外の方法はない」と述べ、報復措置の可能性を排除。制裁は国外の問題への介入だと批判した。

米政府はノルドストリーム2によって欧州のロシア産ガスへの依存度が高まる可能性を恐れている。

パイプラインの総工費95億ユーロ(105億ドル)のうち、半分はロシアの政府系ガス会社ガスプロムGAZP.MMが負担。残りはドイツのウィンターシャル[WINT.UL]とユニパーUN01.DE、オーストリアOMVOMVV.VI、仏エンジーENGIE.PA、英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルRDSa.Lが拠出している。

資金を拠出している企業は制裁指定されていないが、ユニパーのアンドレアス・シーレンベック最高経営責任者(CEO)はこの問題を非常に深刻に受け止めているとロイターに語った。また、「制裁が同事業にとってどれほどの阻害要因になるかはわからない」とした。

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