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米当局、西部貯水池の水量不足を初めて宣言 給水制限発動

米当局は16日、西部アリゾナ州とネバダ州の州境にある国内最大の貯水池ミード湖について、史上初めて水量不足を宣言した。写真は6月9日撮影(2021年 ロイター/Bridget Bennett)

[16日 ロイター] - 米当局は16日、西部アリゾナ州とネバダ州の州境にある国内最大の貯水池ミード湖について、史上初めて水量不足を宣言した。米西部の深刻な干ばつが原因で、同2州や隣国メキシコを対象に、給水が制限される見通しとなった。

連邦開拓局によると、2022会計年度(21年10月─22年9月)にアリゾナへの年間給水量は18%、ネバダは同7%、それぞれ削減される。1944年の条約に基づくメキシコへの給水は5%削減する。

農家や大都市の住民、原住民が影響を受けることになる。1930年代にコロラド川をせき止めて完成した人工湖のミード湖はカリフォルニア州ロサンゼルスとサンディエゴ、アリゾナ州フェニックス、ネバダ州ラスベガスなどの大都市の2500万人に水を供給している。

トルヒーヨ内務次官補はオンライン会見で「われわれは気候変動の影響を目の当たりにしている」と指摘。平均に満たない雪塊量や夏の熱波、乾燥した土地といった状況は「残念ながら今後も続く可能性がある」との見方を示した。

貯水池の年間放水量は、冬季の予想水位に基づき決められる。1月時点のミード湖の予想水位は海抜1065.85フィート(324.9メートル)と、水量不足宣言の発動基準を9フィート下回る見通し。

当局によると、水位は今後も低下し続け、2023年7月までには推定1037.73フィートまで減る見通しで、アリゾナ、カリフォルニア、ネバダの3州は1020フィートを割り込ませないための措置を検討している。

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