May 2, 2018 / 5:21 AM / 22 days ago

合成麻薬MDMAを利用した心理療法、PTSDに効果の可能性

[1日 ロイター] - 退役軍人らを対象とした調査で、パーティードラッグ「エクスタシー」として知られる合成麻薬MDMAを利用した心理療法は安全であり、心的外傷後ストレス障害(PTSD)からの回復に効果的であるとの結果が報告された。

 5月1日、退役軍人らを対象とした調査で、パーティードラッグ「エクスタシー」として知られる合成麻薬MDMA(写真)を利用した心理療法は安全であり、心的外傷後ストレス障害(PTSD)からの回復に効果的であるとの結果が報告された。米麻薬取締局の提供写真(2018年 ロイター)

英精神医学専門誌「ランセット・サイキアトリー」に掲載された今回の治験は、米サウスカロライナ州で実施。効果を確認するものではなく安全性を評価する目的で行われた。

治験に参加したのは軍人、消防士、警官など26人。30―125ミリグラムのMDMA(メチレンジオキシメタンフェタミン)を投与された上で心理療法を受け、症状や副作用を検査した。不安や不眠などの副作用や、一過性の自殺願望を訴えた治験者もいたが、概して安全であり、PTSDの症状が軽減する兆候が表れたという。

米医薬品規制当局は昨年、MDMAを利用したPTSD患者に対する心理療法は「画期的」だと指摘。優先承認審査(ファスト・トラック)の対象になる可能性が出ていた。

英ロンドン大学の精神療法専門家は、この治験は医師の指導の下で「医療用のMDMA」を利用したものであり、PTSD患者が自らの判断で試すことは避けるべきだと強調した。

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