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米雇用コスト、20年第4四半期は0.7%上昇 予想上回る

米労働省が29日に発表した2020年第4・四半期の雇用コスト指数(ECI)は前期比0.7%上昇し、市場予想の0.5%上昇を超える伸びとなった。テキサス州にあるアップル工場のようす。2019年撮影(2021年 ロイター/Tom Brenner)

[ワシントン 29日 ロイター] - 米労働省が29日に発表した2020年第4・四半期の雇用コスト指数(ECI)は前期比0.7%上昇し、市場予想の0.5%上昇を超える伸びとなった。賃金・給与が好調に伸び、全体水準を押し上げた。物価上昇率が今年加速するとの見方を後押しした。

第3・四半期は0.5%上昇していた。

第4・四半期の前年同期比は2.5%上昇。第3・四半期は2.4%上昇していた。

ECIは職種の構成や質を調整しているため、政策当局者やエコノミストは、労働市場のスラック(需給の緩み)を測ったりコア物価を予測したりする上で、より良い指標の一つと位置づけている。

内訳は、賃金・給与が0.9%上昇。第3・四半期は0.4%上昇していた。第4・四半期の前年同期比は2.6%上昇した。民間部門が賃金・給与を押し上げた。

諸手当は0.6%上昇した。第3・四半期も0.6%上昇していた。

物価上昇率は今年加速し、米連邦準備理事会(FRB)の目標を超える見通しだ。昨年3月と4月の軟調な物価が計算から外れるためだ。FRBは物価目標を従来よりも柔軟に平均2%としている。財政刺激策のほか、新型コロナウイルスワクチンを接種する人口が増えることで経済成長も加速するとみられ、これも物価の押し上げ要因となる見込み。

供給網の混乱も物価を押し上げる見通し。最近の製造業統計では、原材料と完成品ともに価格が上がっていることが明らかになった。

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