[ワシントン 26日 ロイター] - 米商務省が26日発表した4月の耐久財受注統計によると、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注は前月比1.4%増と市場予想(0.2%減)に反して急増した。
3月分は1.1%減から0.6%減に上方改定された。
4月のコア資本財受注の前年同月比は2.7%増だった。
電気機器、家電製品、部品の受注は1.0%減、コンピューター、電子製品の受注は1.4%減となった。一方、機械の受注は1.0%増加した。
国内総生産(GDP)で設備投資の算出に用いられるコア資本財の出荷は0.5%増。3月は0.2%減だった。
耐久財受注は1.1%増。3月は3.3%増だった。輸送機器の受注は3.7%増。3月は9.9%増だった。自動車の受注は0.1%減と2カ月連続で減少した。
変動が大きい民間航空機部門の受注は8.3%減。3月は96.0%増だった。米航空機大手ボーイングのウェブサイトによると、4月の航空機受注は34機と3月の60機から減少した。
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