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米金利先物市場で7月100bp利上げ観測高まる、CPI受け

市場予想を上回る6月米消費者物価指数(CPI)を受け、フェデラル・ファンド(FF)金利先物市場が織り込む今月の連邦公開市場委員会(FOMC)での100ベーシスポイント(bp)利上げ確率が上昇した。2013年7月撮影(2022年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ニューヨーク 13日 ロイター] - 市場予想を上回る6月米消費者物価指数(CPI)を受け、フェデラル・ファンド(FF)金利先物市場では、今月の連邦公開市場委員会(FOMC)で100ベーシスポイント(bp)の利上げが実施されるとの織り込みが進んだ。

米労働省が13日に発表した6月のCPI(季節調整済み)は前年同月比で9.1%上昇と5月の8.6%上昇から加速し、1981年11月以来40年超ぶりの大幅な伸びとなった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は前年同月比で8.8%上昇だった。

CMEグループのデータによると、FF金利先物市場が織り込む7月FOMCでの100bp利上げの確率は70%と、CPI発表前の約11%から上昇した。

インディペンデント・アドバイザー・アライアンスの最高投資責任者(CIO)、クリス・ザッカレリ氏は、6月CPIについて「米連邦準備理事会(FRB)をこれまで以上に窮地に追い込むものだ。FRBは迅速かつ大幅に利上げする必要がある」とし、「リセッション(景気後退)に陥る可能性が高い」と述べた。

INGのチーフ・エコノミスト、ジェームス・ナイトリー氏も「供給を巡る状況が改善する兆しがほとんどないため、FRBには利上げによってブレーキをかけ、需給をマッチさせるようにする責任がある。景気後退の脅威が高まっている」と語った。

ウェルズ・ファーゴのアナリストは、CPIの上振れは主にコアインフレの強さに起因しており、7月の75bpを上回る利上げの追い風になると指摘。「100bp利上げは現時点でわれわれの基本シナリオではないが、CPIが今回も予想を上回ったことでそうした措置に扉が開かれる」と述べた。

一方、最近のコモディティー価格下落を背景に、インフレ率が今後数カ月で低下するとの見方もある。

スパルタン・キャピタル・セキュリティーズのチーフ市場エコノミスト、ピーター・カーディロ氏は、CPIの数値はひどい内容としながらも、「インフレが減速し始めるかもしれないという兆候はある」とした。

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