[ワシントン 24日 ロイター] - 米商務省が24日に発表した第3・四半期の実質国内総生産(GDP)改定値は、年率換算で前期比2.1増だった。約1年ぶりの低い伸びとなった速報値の2%増から小幅上方改定された。在庫の切り崩しが予想以上に緩やかなペースにとどまっていることを反映した。
ロイターのまとめたアナリスト予想は2.2%増だった。伸びは第2・四半期の6.7%から大きく減速した。
米経済活動の3分の2以上を占める個人消費は速報段階で弱い伸びにとどまったものの、年末商戦に向けて小売各社が商品不足に向けた対応を講じる中、10月に加速した兆候が示されている。
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