[30日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が30日に発表した5月の中古住宅販売仮契約指数は前月比8.0%上昇の114.7となり、5月として2005年以来の高水準を付けた。市場予想は0.8%低下だった。
中古住宅販売仮契約は1─2カ月後に販売取引が成立するため、住宅市場の状態を示す先行き指標とみなされている。
5月の前年同月比は13.1%上昇だった。
供給不足から新規と中古住宅の販売戸数は今年、大幅に減少した。前日発表された4月のS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(主要20都市)は前年同月比14.9%上昇し、15年超ぶりの大幅な伸びだった。
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