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米住宅建設業者指数、4月は77に低下 7カ月ぶり低水準

[ワシントン 18日 ロイター] - 全米住宅建設業者協会(NAHB)が18日に発表した4月の全米住宅建設業者協会(NAHB)/ウェルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は前月から2ポイント下がって77と、昨年9月以来、7カ月ぶりの低水準となった。低下は4カ月連続。

この指数は50が改善と悪化の分岐点となる。

ゴールドマン・サックスのエコノミスト、ロニー・ウォーカー氏は「現在の住宅市場は需給バランスが極端に崩れているため、金利上昇の影響を抑えることができるだろう」と述べた。

地域別では中西部が約2年ぶりの低水準に落ち込んだほか、西部でも低下。一方、北東部は上昇。人口密度の高い南部も小幅に上昇した。

住宅ローン金利の急上昇とサプライチェーン(供給網)の混乱が住宅価格を押し上げ、初めて住宅を購入しようとする人々の一部を市場から締め出していることが示された。

住宅在庫は記録的な低水準にあるが、骨組み用の木材といった建築用資材の不足や価格高騰によって建設業者が建設戸数を増やすのが困難になっている事情もある。政府のデータによると、許可済みで未着工の住宅件数は2月に過去最高を記録した。

ロイターのエコノミスト予想では、3月の米国での住宅建設と許可件数は前月より減った見通し。3月の住宅着工件数は19日に発表される。

NAHBのジェリー・コンター会長は声明で「政策立案者は、開発コストを低減して住宅価格の上昇を食い止め、建設業者が建設を増やせるようにするため、サプライチェーン(供給網)の問題の解決に向けた積極的な措置を講じる必要がある」と訴えた。

米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のデータによると、4月14日までの1週間の30年固定住宅ローン金利は平均5.0%と、2011年2月以来の高水準となった。前週は4.72%だった。米連邦準備理事会(FRB)が高インフレを抑えるために積極的に利上げする方針を示しており、さらに上昇する可能性が高い。

また、建築用資材と住宅ローン金利の一段の上昇が住宅購入価格を引き上げており、特に低所得者層や初めて住宅を購入しようとする人にとってより手に入れにくくなっている。住宅価格は前年比で2桁の伸びが続いている。

現在の販売指数は3月の87から4月には85へ低下し、7カ月ぶりの低水準となった。ただ、向こう6カ月間の販売予測指数は前月比3ポイント上昇の73となった。

潜在的な住宅購入者の見方を示す指数は6ポイント低下の60となり、8カ月ぶりの低水準となった。

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