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米5月新築住宅販売5.9%減、1年ぶり低水準 価格高騰足かせ

[ワシントン 23日 ロイター] - 米商務省が23日に発表した5月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で76万9000戸と、前月比5.9%減少し、昨年5月以来の低水準に沈んだ。減少は2カ月連続で、エコノミスト予想の87万戸を下回った。木材などの建材価格が大幅に値上がりする中、販売価格の高騰が足かせになったもようだ。

前年同月比では9.2%増加。4月の販売戸数は81万7000戸と、当初発表の86万3000戸から下方改定された。

地域別では南部が前月比14.5%減少。反対に北東部や西部は増加した。中西部は横ばいだった。

販売価格は中央値で37万4400ドルと、前年比18.1%急騰。販売は20万─74万9000ドルの価格帯に集中し、最も需要が高い20万ドル以下の住宅販売は全体の2%にとどまった。

在庫は33万戸と、前月の31万5000戸から増加。5月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は5.1カ月で、前月の4.6カ月から拡大した。6─7カ月が健全な需給状況を示す水準とされる。

5月に販売された住宅の約76%が建設中、もしくは未着工だった。

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