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米中古住宅販売5月、2年ぶり低水準 価格は初の40万ドル台乗せ

[ワシントン 21日 ロイター] - 米リアルター協会(NAR)が21日に発表した5月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比3.4%減の541万戸と、2020年6月以来、約2年ぶりの低水準となった。減少は4カ月連続。エコノミスト予想は540万戸だった。

5月の米中古住宅販売戸数は年率換算で前月比3.4%減の541万戸と、約2年ぶりの低水準となった。写真は昨年5月、シアトルで撮影(2022 年 ロイター/Karen Ducey)

販売価格(中間値)は前年同月比14.8%上昇の40万7600ドルと初めて40万ドルの大台に乗り、過去最高に跳ね上がった。住宅ローン金利がさらに上昇したことで初めて購入しようとする人を市場から遠ざけた。

地域別では北東部が増加し、他の3地域は減少した。

全体の販売戸数の前年同月比は8.6%減。

ネーションワイドのチーフエコノミスト、デイビッド・バーソン氏は「住宅ローン金利の上昇に伴い、中古住宅販売の減速は年内継続する見通し」としつつも、「深刻かつ持続的な景気後退が発生しなければ、販売が住宅バブル崩壊時ほど落ち込むことはなく、価格は平均で上昇し続けるだろう」と述べた。

5月に販売された中古住宅の大部分は、住宅ローン金利上昇が加速する前の1、2カ月前に成約したもの。低価格帯の在庫が少なく、販売は引き続き高価格帯に集中している。

5月末時点在庫は116万戸と、前月から12.6%増。前年同月比は4.1%減った。

5月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は2.6カ月。前年同月は2.5カ月だった。健全な需給バランスは6─7カ月とされている。

初回購入者の割合は27%、現金のみによる販売の割合は25%だった。

米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)によると、30年固定住宅ローン金利は先週、前週比で55ベーシスポイント(bp)上昇して平均5.78%となり、1987年以降の週間上昇率で最大となった。今年1月から250bp超上がった。

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