[ワシントン 26日 ロイター] - 米S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズが26日に発表した2月のS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(主要20都市)は前年同月比20.2%上昇と、1月の18.9%から伸びが加速した。在庫が逼迫する中、住宅価格の上昇が続いている。
都市別では、ロサンゼルス、シアトル、サンディエゴ、サンフランシスコ、フェニックス、タンパ、マイアミなどで大幅に上昇した。
一方、米連邦住宅金融庁(FHFA)が発表した2月の米住宅価格指数(季節調整済み)は前年同月比19.4%上昇。1月は18.3%上昇だった。
コメリカ銀行のチーフエコノミスト、ビル・アダムス氏は「住宅需要は年内に冷え込み、住宅価格の上昇は鈍化するだろうが、それでも、22年末の全国平均の住宅価格は21年末から2桁上昇する」と述べた。
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