[ワシントン 24日 ロイター] - 米労働省が24日に発表した6月19日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は41万1000件と、前週の41万8000件から改善する一方、市場予想の38万件には至らなかった。経済再開に伴い労働市場は回復に向かっているものの、求職が鈍っていることから、雇用の伸びは短期的に加速しづらいもようだ。
前週は4月下旬以降で初めて悪化していた。これについてBofA証券のアナリストらは「5月下旬のメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)の連休前後に絡む不正確な季節要因が新規失業保険申請件数の増加に寄与したと考えられ、この増加は一時的なものにとどまる」との見方を示した。
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