[ワシントン 9日 ロイター] - 米政府当局者は10日に発表される消費者物価指数(CPI)統計について、ロシアのウクライナ侵攻が食品・エネルギー価格に及ぼしている影響を反映したものになる可能性が高いが、モノとサービスの価格上昇は今後数カ月で鈍化するとの見通しを示した。9日に記者団に述べた。
「米経済は、歴史的な回復から、インフレ圧力が緩和された安定的かつ着実な成長軌道へと移行できると、引き続き信じている」とした。
一方、過去数カ月間に30%超上昇した航空運賃については、エネルギー価格の上昇がコアインフレの構成要素に及ぼす波及効果を反映し、さらに大幅に上昇する見込みと指摘した。
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